Google、視線で話せる新たなアクセシビリティ機能を配布
ユーザーの協力でGoogleマップも強化
昨年後半、Googleマップにはスロープやバリアフリースポットをアイコンで識別する機能が追加されていますが、これまではAndroidとiOSでの提供に限定されていました。しかし今後はデスクトップ版でも利用可能になります。 さらに、モバイルアプリで評価をフィルタリングし、車椅子のアクセシビリティ情報を探せるようにもなります。アクセシブルな場所をすべて特定するには多くのユーザーの協力が必要となってきますが、Googleによるとたくさんのユーザーのおかげで、500万以上の場所でアクセシビリティ情報が利用できるようになったとのことです。また、Googleは企業に対して、補聴が困難な利用客向けにAuracastを使用しているかどうかを掲載できるようにしています。 昨年の大きなアクセシビリティアップデートのひとつに、プロジェクトGamefaceがありました。この機能は顔の表情を使ってオンスクリーンのキャラクターをコントロールできるもの。当初はPCでのみ提供されていましたが、今後はAndroid開発者やモバイルアプリ向けにも利用できるようになるそうです。
岩田リョウコ