来月の結婚式に友人が「福岡から東京」まで駆けつけてくれます。交通費は”満額”渡すべきでしょうか?
結婚式をあげるにあたって、招待したゲストに交通費としてお車代を渡すこともあるでしょう。しかし、どのような相手にお車代を渡すべきなのか、いくら渡せばいいのか、よく分からない人もいるかもしれません。 ゲストに対して失礼になることがないよう、事前にきちんと調べておきましょう。 本記事では、お車代の目的や渡す相手、渡す際のマナーとともに、福岡から東京までのお車代の相場についてもご紹介します。 ▼友人からのご祝儀が「2万円」だった! これってマナー違反?
お車代とは?
結婚式に招待したゲストに式場や披露宴会場まで来てもらうには、交通費がかかります。会場の場所やゲストが住んでいる場所によっては、交通費が高額になることも考えられるでしょう。特に、遠方に住んでいて飛行機や新幹線などに乗らなければ結婚式に参加できないゲストに対しては、招待する側が交通費を用意することがあります。 この交通費のことを「お車代」とよびますが、お車代には交通費だけでなく、結婚式に出席するために宿泊する必要があるゲストの宿泊費も含まれる場合もあります。 株式会社リクルート ゼクシィでは、「お車代」のマナーについて、遠方から参列してもらう人たちだけでなく、主賓のあいさつや乾杯の発生をお願いする人にも渡すのが望ましいとされています。この場合は、あいさつをしてもらうことへの「お礼」の意味も込めてお車代を渡すことになります。 主賓のあいさつ、乾杯の発生をしてくれたゲストに対しては、1~3万円、遠方から参加してくれたゲストに対しては、交通費全額または半額を用意するのが相場のようです。
福岡から東京までのお車代の相場
遠方から来てもらうゲストに対するお車代は、移動距離によって金額が異なります。 今回の事例では「福岡から東京まで駆けつけてくれる友人に対するお車代」ということなので、まずは交通費がいくらかかるのかを調べてみましょう。 福岡から東京までの移動に飛行機を利用する場合、片道2万5000円ほどかかると想定すると往復で約5万円、宿泊費を1万円程度とすると合計6万円ほどになります。その場合のお車代としては3万円~6万円が相場といえるでしょう。 ただし、予約日によってホテルや飛行機の価格が異なるため、確認が必要です。また、飛行機の場合は格安航空会社や早期割引などを活用すると費用をおさえられますが、「大手航空会社を利用し、割引は利用していない」ことを想定してお車代を負担することをおすすめします。