右京&亀山の固い絆!「相棒」節目の10シーズン目スタート 水谷豊「運命」寺脇康文「感慨深い」
テレビ朝日系人気ドラマの最新シリーズ「相棒 season23」(水曜・後9・00、2クール)が10月からスタートすることが27日、分かった。水谷豊(72)演じる杉下右京と、寺脇康文(62)演じる亀山薫の名コンビが復活して3シーズン目、通算10シーズン目の節目を迎える。 コンビが誕生したのは2000年。寺脇はシリーズ初回の撮影中、水谷から掛けられた「このドラマ、いけるよ!」という言葉を思い返し「1本目があってこそ、“今”があるんだなと思うと、非常に感慨深い」と語り、水谷も「彼との出会いはやはり“運命”だったんでしょうね」と、固い絆を口にした。 警視庁創立150年の節目の年に合わせて、今シーズンでは「警視庁150年史」の編さんを行う右京の前に、過去をなぞるかのような大物政治家の殺害事件が発生。過去と現代がリンクし、時代を超えたミステリーが展開する。初回スペシャルでは、過去に鮮烈な印象を残したある人物が再登場。右京によって救われたその人物が事件に深く関わっていくという。 新シーズンへ向け水谷は「今、誰もがひんしゅくを買うことを怖がって萎縮しているような社会になってきた気がするのですが」と、現代を憂いつつ、「『相棒』はひんしゅくを買うことを恐れずに、これからも挑んでいく…。新シーズンでも、“相棒ワールド”はますます進化していきます」と決意を込めた。