タワービュー通りでまち歩きイベント「すみだ遠足」 墨田の魅力を再発見
墨田区の魅力を歩きながら再発見するまち歩きイベント「すみだ遠足」が11月23日、錦糸町周辺のタワービュー通り商店街で行われた。主催は「墨田区まち活カイギ・すみだ遠足プロジェクト」とタワービュー通り商店街。(すみだ経済新聞) 【写真】タワービュー通りの様子 同プロジェクトは、「墨田区まち活カイギ」で誕生したプロジェクトの一つ。「歩いて知らない墨田を知ろうよ」をコンセプトに、プロジェクトメンバーの山口亮(まこと)さん、吉川泰一さん、さねふじ政子さんらがまち歩きを楽しむイベントを企画した。 1回目の遠足の舞台は錦糸町と押上を一直線に結ぶタワービュー通り。「同商店街を活性化したい」という商店街会長の村方龍太さんが手を挙げた「商店街活性化プロジェクト」と協力する形で、同イベントが実現した。 同通りは錦糸町と押上を約1.2キロの直線で結ぶ通り。スカイツリーが正面に見えるロケーションで知られる。通りの周辺には、「鬼平犯科帳」ゆかりの法恩寺や高杉晋平道場などもあり、歴史散策も楽しめる。 当日は参加者15人が押上の「ことまちラボ」(墨田区業平1)を起点とし、タワービュー通りを村方さんのガイドで散策した。 村方さんは「タワービュー通りには王貞治さんの母校である墨田区立業平小学校と100年の歴史を持つ墨田区立錦糸小学校錦糸町がある。電柱を全て地下に埋めて無電柱化されており、スカイツリー撮影の絶好スポットが多い。道路はバリアフリー対応で、歩道と車道の段差は2センチ以内」と特徴を解説する。 一行はタワービュー通りを散策した後、「たばこと塩の博物館」(墨田区横川1)や近隣の銭湯「御谷湯(みこくゆ)」(石原3)に立ち寄り、イベントは終了した。 村方さんは「商店会長としてタワービュー通りを案内し、参加者の皆さまに笑顔で楽しんでいただき、景観の素晴らしさを実感してもらえて大変うれしい。商店街や地域の魅力を共有できたことはもちろん、私自身も改めて通りの魅力を感じる貴重な機会となった。今後は加盟店や地域の皆さまの協力を得ながら、タワービュー通りでさらに魅力的なイベントを企画・実施していきたい」と意気込む。
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