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西日本で危険な運転が相次いで確認されている。大阪では、本来1人乗り厳守の電動キックボードを、3人乗りで走る姿が撮影された。また、広島では逆走車を衝突寸前で回避した間一髪の瞬間もカメラに捉えられている。 【画像】3人乗りで電動キックボードを走行する瞬間（14日午後8時半頃、大阪市・浪速区の繁華街）（合計4枚）

【大阪】横断歩道に3人乗り電動キックボード

大阪市・浪速区の繁華街で14日午後8時半頃、交差点で撮影されたのは目を疑う光景だった。 1台の電動キックボードが横断歩道を走行していたが、よく見ると乗っているのは1、2、3人だ。 本来、禁止されている2人乗りに加え、後ろにいた人物が地面を蹴り、助走をつけるとわずかな隙間に足を乗せて乗り込んでいる。 しかし、重さに耐えかねたのか車体はフラフラだ。撮影者によると、その後、電動キックボードは3人乗りのまま走り去ったという。

【広島】逆走車とあわや正面衝突

広島市・西区の道路で6日午後6時頃、ここでも目を疑う光景がカメラに捉えられた。この日、ドライバーは片側2車線の道路を走行していた。 その時、突如目の前に逆走車が現れたのだ。 逆走車は車線を跨いで走っていたため、ドライバーは咄嗟にハンドルを左へと切り、ギリギリのところで衝突を回避した。 当時を振り返りドライバーは、「一歩間違えたら本当、正面衝突になってて、子どもも乗せていたので、すごく怖かったです」と話している。 さらに、逆走車は撮影者の車のみならず、後ろを走っていた車とも衝突しそうになりながら、その後、路肩へと停車したという。 ドライバーは、「まさか自分がこんな目に遭うとは全く予想はしていなかったので、すごく衝撃を受けました」と語っている。 （「イット!」 12月20日放送より）