清水建、自社株買い・消却を決議 政策保有株売却も加速
Shinichi Uchida [東京 12日 ロイター] - 清水建設は12日、発行済み株式の3.73%にあたる2600万株、200億円を上限とする自社株買いを決議したと発表した。取得期間は13日から2025年3月31日。 あわせて発行済み株式の3.63%に相当する自社株を29日に消却する。 清水建は政策保有株の縮減加速についても発表した。これまで27年3月末までに株式残高を連結純資産の20%以下とする目標を掲げていたが、1年前倒しするとともに、27年3月末までに10%以下とする新たな目標を設定した。 政策保有株の売却加速などに伴い、25年3月期の連結純利益予想は前期の3.5倍の600億円(従来400億円)に上方修正した。年間配当予想は従来の23円から35円に引き上げた。前期実績は20円だった。