独仏首脳、関係悪化も結束演出 ウクライナ支援で「連帯」強調
【ベルリン共同】ドイツ、フランス、ポーランドは15日、ベルリンで首脳会談を開き、ウクライナへの軍事支援強化で一致した。支援を巡る意見の相違で関係が悪化しているドイツのショルツ首相とフランスのマクロン大統領は会談後の共同記者会見で「連帯」を強調し、結束を演出した。 ドイツとフランスは、マクロン氏がウクライナへの部隊派遣の可能性に言及したことや、ショルツ氏が長射程の巡航ミサイル「タウルス」の供与を拒み続けていることで、互いに反発。ウクライナ支援に悪影響を及ぼすと批判されている。 記者会見で、ショルツ氏は「団結は力だ」、マクロン氏も「3首脳は連帯している」と協力関係をアピールした。