多良間島の豊年祭「八月踊り」10日から 本番へ稽古開始の「ウガン」 沖縄
旧暦8月8日から3日間にわたり行われる多良間島の豊年祭「八月踊り」に関して、多良間村仲筋と塩川の住民は8月26日、会場となる村仲筋の土原ウガンと塩川のピトゥマタウガンでそれぞれ「ティパズミウガン(手始めウガン)」を執り行った。 本番に向けた練習に入る前に、住民らは両ウガンの草刈りなどの清掃を行い、本格的な稽古開始の報告と期間中の安全と本番の成功を祈願した。 今年は9月10日から12日まで八月踊りが行われる。仲筋の土原ウガンでは、ティパズミウガン後に演者らが舞台に上がり、本番の演目に組み込まれている仲宗根豊見親口上や若衆踊り、女踊りの稽古に励んだ。 仲筋の森山実夫会長は「忙しい中、大勢の人が清掃作業、ティパズミに参加して頂き感謝している」「今日を皮切りに皆さんの気持ちのある練習を重ね最高の踊りができますようにご協力をお願いしたい」とあいさつした。 (清村めぐみ通信員)
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