トヨタ・アクアにブロンズ・カラーを内外装に加えたちょっと上質な特別仕様車が登場
同時に標準モデルの一部改良も実施
アクアはトヨタを代表するスモール・ハッチバックで、低燃費が自慢のハイブリッド専用モデルだ。現行型で2代目アクアに一部改良が行われ、2024年4月3日に販売が開始された。同時に、特別仕様車の「Z “ラフィネ”」(Raffine)が設定され、同日からオーダーを受け付けている。なお、特別仕様車の発売は8月上旬以降の予定だ。 【写真17枚】一部改良とともに、ブロンズ・カラーを内外装にあしらうことで上質かつ暖かみのあるテイストに仕立てた特別仕様車「Z“ラフィネ”」を設定した新型「トヨタ・アクア」の詳細画像をチェック ◆安全装備を充実 今回の一部改良では、ブラインドスポット・モニター(停車時警報機能付)+パーキング・サポート・ブレーキ(前方静止物・後方接近車両)が上級仕様の「Z」に標準装備された。ブラインドスポット・モニターは、斜め後方から接近する車両を知らせるだけでなく、降車時にドアを開けようする際に、接近車両や自転車が衝突する可能性が高いと車両が判断すると、ドア・ミラーのLEDインジケーターの点滅とブザーで知らせてくれる。同機能はトヨタの小型車では初採用になる。 ◆パノラミックビューで運転支援 さらに、Zには、自車周辺の障害物を確認できるパノラミックビュー・モニター(シースルービュー&ムービングビュー付)を標準化。各カメラからの映像を合成し、運転席から見たような映像や車両を斜め上方から見たような映像が表示される。 また、エントリー・グレードの「X」にはペダル踏み間違い事故を抑制するパーキング・サポート・ブレーキ(前後方静止物)を標準装備している。そのほか、ドライブレコーダー付き自動防眩インナーミラーがZ、「G」、「GR SPORT」に標準化され、安全と安心を高めている。 ◆暖かみのある雰囲気が漂う 特別仕様車のZ“ラフィネ”は、暖かみのある雰囲気が漂う上質感を高めたモデルだ。ブロンズメタリック塗装のグリル・モールをはじめ、2トーン・ルーフ、ブロンズのセンターオーナメント付き16インチ・アルミホイール(4WDは15インチ)、LEDサイド・ターンランプ付きオート電動格納式カラード・ドアミラーを用意。カラード・ドア・ハンドルとリア・ルーフ・スポイラーはルーフ色と共通になる。 インテリアにもブロンズメタリック加飾が助手席アッパーボックスやインストルメントパネル、フロントコンソールに配されていて、内外装ともにプレミアム感漂うコーディネイトになっている。加えて、販売店オプションでブロンズメタリック塗装のサイド・ガーニッシュ、バックドア・エンブレム、専用シートカバー、インテリアパネル・エンブレム、特別仕様車専用のフロアマット、同じく特別仕様車専用のプロジェクション・イルミネーションも設定した。 一部改良を受けたアクアの価格は、214万6000円~283万7000円。Z“ラフィネ”」は、2WDが266万7000円、4WDの「E-Four」が283万7000円となっている。 文=塚田勝弘 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部