四国初進出の星野リゾート「OMO7」…高知色満載で本格開業
高知市九反田の旧ホテル日航高知旭ロイヤルが改装され、「OMO7高知 by 星野リゾート」が13日、本格オープンする。OMOは星野リゾートが全国展開する「テンションがあがる『街ナカ』ホテル」が基本概念のブランド。高知は16施設目で、四国には初進出となる。 地下1階、地上22階建て。高知の宴会文化「おきゃく」をテーマにするなどした8タイプ全133室の客室がある。壁紙に土佐和紙、家具にヒノキなどを使用。居間には円卓を備え、1階で販売する酒やつまみを楽しむことができる「酔っちょれセット」を広げ、くつろげるようになっている。
2階にあるレストランでは夕食時、ビュッフェテーブルに目の前でわら焼きを実演するカツオのたたきやローストビーフなどが高知伝統の皿鉢料理に見立てられた大皿に盛られる。朝食時には、カツオの漬け丼やユズの香り豊かなフレンチトースト、芋天ソフトクリームなどを味わうことができる。
毎晩午後9時からは、1~2階の共用スペース「OMOベース」で、スタッフらがよさこい踊りを披露する「よさこい楽宴LIVE」を開催。宿泊客に踊り方をレクチャーし、会場が一体となる演出も行う。 立川久美子・総支配人は「高知の優れたおもてなし文化を取り入れて、一年を通してたくさんのお客様を迎えたい」と話している。