インターナショナル王者・荒井優希が王座死守を誓う「いろんな景色をこのベルトと一緒に見ていきたいので必ず防衛したい」【TJPW】
東京女子プロレスが3月18日、都内で「GRAND PRINCESS ’24」(3月31日、東京・両国国技館)に向けて記者会見を行った。インターナショナル・プリンセス(IP)王者で上福ゆきの挑戦を受ける荒井優希(SKE48)が王座死守を誓った。 約3年ぶりの王座奪還を目指す上福は「自分から挑戦したんですけど、本当に前からタイトルマッチだとかトーナメントとかシングルマッチとか、好きか嫌いかでいえば好きじゃないし、得意か不得意かでいえば不得意なんですけど。そんなことをしてでも東京女子プロレスを盛り上げたいなという気持ちが強いので。私なりにティファニーブルーが似合うかどうか分からないですけど、ティファニーユーザーなので、もしベルトをワンチャン獲れたら、ティファニーの藤沢のモデルかなんかにしてもらおうかなと思います。強く、楽しく、美しく、頑張ります」と上福流で意気込んだ。 荒井は「自分自身、先輩相手にチャンピオンとしてシングルマッチをするのが初めてなので。勝てたことのない相手ですし、私のなかでインターナショナルのベルトが結構、上福さんのイメージがあって。上福さんが持っている、似合ってるイメージがあって。まだまだ自分の色を全然付けられてないし、どっちかというと上福さんが持っていそうって思う人がたくさんいるんじゃないかなって。今の時点では自分もそう思ってしまうんですけど、今のチャンピオンは私なので。“このベルトといえば荒井優希だ”と言ってもらえるようになりたいですし、もっともっと自分色に染めて、いろんな景色をこのベルトと一緒に見ていきたいなと思うので、両国国技館でも必ず防衛して、まだまだ先に進んでいきたいと思います」と言い切った。 その発言を聞いた上福は「割とその時期はコロナで街も悲しい感じになっていたし、自分にとっても初めてのベルトなのもあって、自分なりにはすごく盛り上げようと必死だったので。そういうふうに思ってくれている人がいたんだなって思うと、あの頃、頑張っていてよかったなって。海外に行ったり、海外の選手と試合をしたわけでもなく、田舎者の奴と試合をしたんですけど。それでも、すごく今ありがたいなとシンプルに思います」と話した。 1月頭に、荒井はSKE48の選抜メンバーに復帰して、アイドル活動が多忙になったこともあり、スケジュールの都合で、2・10後楽園以来の試合となり間隔が開いてしまったが「前回の試合が長野じゅりあ選手とのタイトルマッチで、勝ったイメージが残ったまま、次の試合にいけるのはポジティブにとらえたいなと思うんですけど。自分としても試合に出たくてウズウズしている日が続いたので。練習には行かせていただいてますし、毎日たくさん動いているのでスタミナは前よりもついたんじゃないかなと思うので。そこは心配してほしくないし、自分でも全然心配してません」と問題なしとした。 2年前の両国国技館で、荒井は当時伊藤麻希が保持していたIP王座に挑んで敗れているが「あの日の見た景色というか、全然かなわなかったあの日と比べて、今回は自分がチャンピオンとして立つということで、見え方的には変わっているように見えるかもしれないけど。自分のなかでチャレンジャーというか挑戦する気持ちは変わってなくて。チャンピオンではあるけど、上福さんに対して2年前を上回る強い気持ちで挑んでいきたいと思ってます」と意気込んだ。
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