ファンが全治5週間の負傷も…空港での警備やマナーめぐり様々な議論
空港での警備やマナーをめぐり、様々な議論が後を絶たない。 最近、自身を未成年者と明かしたあるファンは「6月23日、CRAVITYの金浦(キンポ)空港入国時、警護員に頭を殴られた」と暴露した。 このファンは「その後も、警護員が数回暴力を加えた。未成年である私は成人男性に対峙したその状況が怖くてその場を離れた。しかし警護員は追いかけてきて私と友達をスマートフォンで撮影し、もっとやってみろという風に嘲弄した」と伝え、この警護員がアーティスト保護という業務を逸脱したと主張した。 報道によると、このファンは警護員の暴行によって脳震盪という診断を受けたという。このファンは該当警護員を通報する予定だと明かし、警護員は「(該当ファンの)手を上にあげようとしただけで、殴る意図はなかった」と釈明した。 しかし、このファンが撮影した映像を見ると、警護員は「どけてください、どけて」と叫び、ファンを強く押したり、「あなた、私を押さなかった?」と問い詰めた。これにファンが「押していない」と答えると、警護員は「精神病者じゃないか」と暴言を吐いた。 議論が大きくなると、CRAVITYの所属事務所STARSHIPエンターテインメントは、公式コメントを通じて、この警護会社との協力関係を終了し、再発防止のための警護プロトコル及び教育を設けるとし、ファンに謝罪した。 芸能人に対する空港での警護で問題が生じたのは、今回が初めてではない。これに先立って7月、俳優ビョン・ウソクの警護員が仁川(インチョン)空港で、一般の利用者をライトで照らし、無断でゲートを統制した状況がキャッチされ、議論になった。 これに所属事務所は謝罪したが、議論は大きくなり、仁川(インチョン)空港警察団は、警護を担当した会社の代表(40代)を含む4人を警備業法に関する法律違反などの疑いで在宅起訴したと明かした。また仁川国際空港は有名人の入国・出国の際に発生しうる問題を解決するため、新しい対応マニュアルを導入する見通しだ。 NCT DREAMも昨年2月、警護員が仁川空港でファンを突き飛ばし、全治5週間の怪我を負わせた。 昨年12月にはBOYNEXTDOORの警護員も同様の問題で議論になった。当時、警護員がメンバーを撮影しているファンを強く押し、このファンは大きく転倒した。 このような過剰警護議論が発生する度に、所属事務所は再発防止のためのガイドを設けると話すが、相変わらず同じような問題が繰り返されている。空港を訪れるファンがマナーを守ることはもちろんのこと、徹底したガイドラインが必要になっている。
ユ・ジホ