【写真：Getty Images】

　ドイツ・ブンデスリーガ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに所属するサッカー日本代表MF田中碧のボルシア・メンヒェングラートバッハ（ボルシアMG）移籍は決定的となっているようだ。ドイツ『ビルド』の記事を『fussballtransfers』が引用して、現地時間5日に伝えている。 【一覧表】欧州日本人、夏の移籍情報はこちら！ 　アジアカップのメンバーからは外れた田中だったが、この期間に行われていたデュッセルドルフの試合には出場し続けている。リーグ戦では4試合連続のフル出場。また、1月30日に行われたザンクトパウリとのDFBポカール準々決勝では1ゴールを決め、チームの準決勝進出に貢献した。 　田中は以前からトップリーグでのプレーを求めており、今冬に移籍する可能性も伝えられていた。しかし、2月1日までに実現することはなく、今夏までデュッセルドルフに残留することが決まった。それでも、以前から関心を示していたボルシアMGへの移籍の可能性は残っているという。 　ドイツ『fussballtransfers』は「メンヒェングラートバッハの夏の最初の補強はすでに完了している？」との見出しで田中の移籍について報道。『ビルド』によれば、「すでに実質的な合意に達している」という。また、移籍金に関しては、ボルシアMGが250万ユーロ（約3.5億円）を支払うことになるようだ。 　実現すれば、板倉滉、福田師王とチームメイトとなり、同クラブ3人目の日本人選手となるが、念願の移籍は叶うのだろうか。