鴨川市が市制施行20周年記念ロゴマーク発表 キャッチコピーの投票も(千葉県)
来年2月11日に市制施行20周年を迎える鴨川市は、市の公式イメージキャラクター「たいよう君」をあしらった記念ロゴマークを発表した。18日までキャッチコピーの投票も実施しており、それぞれ記念式典や冠事業などで活用していくという。 鴨川市は、平成の大合併で安房11市町村の合併協議が破綻したことを受け、古くから長狭郡として同じ文化、産業を育んできた旧鴨川市と旧天津小湊町が新設対等合併し、2005年に誕生した。 ▽温暖な気候と豊かな自然▽新鮮で豊富な海や山の食材▽シャチショーで知られる鴨川シーワールドや日蓮宗の開祖、日蓮聖人ゆかりの寺院など、全国レベルの集客力がある観光施設やスポット、宿泊施設▽亀田メディカルグループなどの充実した医療や福祉環境▽プロ野球の日本ハムファイターズや千葉ロッテマリーンズの公式キャンプ地となった総合運動施設などのスポーツ環境▽認定こども園OURS(アワーズ)、県内の公立ではいち早く小中一貫校として誕生した長狭学園など、特色ある保育・教育環境――など、多数の地域資源を持つ。 これらの資源を大切に引き継ぎ、将来にわたって活気にあふれ、継続的な発展が可能となるよう、将来像に「活力あふれる健やか交流のまち鴨川~みんなが集い守り育む安らぎのふるさと~」を掲げ、まちづくりを進めてきた。 20周年の節目に当たり、「市の発展の歩みを振り返り、先人たちの業績に感謝するとともに、市の価値を再確認して未来に継承し、さらに発展させる行動につなげる」という基本理念を市民に周知、祝賀機運を高めることにもつなげようと、記念ロゴを作り、キャッチコピーの投票を実施することにした。 キャッチコピーの候補は(1)繋いで、紡いで、結んで、絆ぐ(2)萬年の繁栄を(3)今、羽ばたく次の20年へ(4)先人たちへの感謝――で、投票の他、自由記載(20字程度)も可。投票できるのは市内在住、在勤、在学者で、同市公式ホームページ、公式ラインのフォームからか、電話で鴨川市秘書広報室(04・7093・7827)へ。