ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式をロイヤルフォトグラファーが振り返る「惨めな日だった」
先日、結婚6周年を迎えたヘンリー王子とメーガン妃。あるフォトグラファーが新聞「サン」のインタビューに応じて当時を回想した。「あの日は惨めな日だった」と発言し、注目を集めている。 【写真】キスシーンも♡ ヘンリー王子&メーガン妃が結婚式で見せたラブラブな瞬間14連発
そう語ったのは長年、王室の報道写真を撮影してきたアーサー・エドワーズ。「あの結婚式は私が経験した中で最悪の結婚式だった」と語る。ちなみにエドワーズは1977年からロイヤルフォトグラファーとして多くの王室行事を撮影、多くのロイヤルウェディングを見てきた大ベテランである。
彼は当日チャペルの外で撮影していたが、「惨めな日」になってしまった理由についてこう語る。「ヘンリー王子が新聞の取材陣をできるだけ遠ざけようとしたからだ。何もかも望遠レンズで撮らなくてはならなかった。私は800ミリのレンズで到着するゲストを撮影していた。他のカメラマンたちも3メートルくらい離れていた。絶望的だった」。
中でも彼にとって最悪だったのは式の後のパレード。「そして馬車のショットだ。私の横を通り過ぎるとき、彼らは反対側を見ていた。だから私にとっては大惨事だった」と語っている。インタビュアーに「意図的だったと思うか? 冷遇されていると感じたか?」と聞かれたエドワーズは「私は自分が歓迎されていないと感じた。私だけでなくイギリスの報道陣みんながそうだった。報道陣はいろいろな意味でひどい扱いを受けた」。エドワーズらフォトグラファーの方を見なかったのは、故意だった可能性を匂わせた。エドワーズはそれは婚約期間中にイギリスマスコミがメーガン妃を悪く報じたせいだと分析している。新聞「サン」は王子と妃側にコメントを求めたというが、2人はまだ反応していない。
メーガン妃と交際中にマスコミを批判する声明を発表したヘンリー王子。その声明が最近英国王室のウェブサイトから削除されたことが報じられた。あの華やかな結婚式の裏にも、王子のマスコミに対する敵意が潜んでいたもよう。王子は王室離脱後、その気持ちをますます強く示すように。Netflixのドキュメンタリー「ハリー&メーガン」でもマスコミ批判に多くの時間を割いていた。王子曰く「ロイヤルファミリーの一員である以上、マスコミ内で行われている搾取や賄賂のやりとりを暴くのが私の義務だ」「ネタのリークもあるが、仕込まれていることもある」。