COP会場でも「停戦を」 市民団体がイスラエル非難
【ドバイ共同】アラブ首長国連邦(UAE)ドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)の会場で3日、市民団体代表らが集会を開き、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃を非難した。参加者約200人は「今すぐ停戦して占領者は撤退しろ」とイスラエルに要求した。 フィリピンの男性は集会で「人権が守られない世の中では、公正な気候変動対策などできるはずがない」と指摘した。アフリカから来た女性は、アフリカでも人命が軽んじられてきたとして「同じ境遇のパレスチナ人を助けたい」と話した。 イスラエル軍の攻撃で死亡したガザの子どもや高齢者の名前が次々と読み上げられ、すすり泣く人もいた。