「戦争止め、早く食べ物を」 ガザ出身女性が訴え、福岡
パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が激化し、現地で多数の女性や子どもが犠牲となる中、ガザ出身で福岡市在住のエルジャマル・カリマンさん(41)と娘らが8日の「国際女性デー」を前に7日、同市役所で記者会見し、戦争を止め、巻き添えとなったガザの住民らに食事を与えることが重要だと訴えた。 エルジャマルさんは2004年から市内に住み、研究者として国立大に所属している。ガザにいる母と5人の姉妹は栄養不足や飢餓で生活が悪化。子を持つ母親も多く亡くなり、夫の祖母も犠牲になったという。「一日も早く平和が訪れることを願う」と切実だった。