【ミャンマー】中国パイプライン運営社、洪水被災者を支援
在ミャンマー中国大使館は19日、中国とミャンマーを結ぶ石油・天然ガスパイプラインを運営する中国企業が、台風11号(ヤギ)の影響により洪水が発生した地域で救助・支援活動を行っていると発表した。 発表によると、中部マンダレー地域にある中国企業の事務所が16日、パイプラインとゾージー川が交差する付近で洪水被害を受けた村3カ所に、食用油255缶、乾麺255袋、コメ65袋を無償で配布した。 首都ネピドーの事務所は12日、従業員の家族からの要請を受けて被災地へ救助隊を派遣。身動きできなくなっていた住民20人超を救助した。14日から寄付を募り始め、飲料水などの支援物資の配給を行っているという。 この石油・天然ガスパイプラインは、中国の国有資源大手、中国石油天然ガス集団(CNPC)傘下の東南アジア・ガスパイプライン(SEAGP)が所有・運営している。