【バレー】甲斐優斗が専修大でパリ五輪出場報告「パリ五輪は今まで経験した大会の中でいちばん楽しかった。達成できなかったメダル獲得を目指し、ロスに向けて一から頑張りたい」
バレーボール日本代表の甲斐優斗選手が在籍する専修大学にパリ五輪出場を報告した。 専修大学スポーツ研究所は24日、同大学にてシンポジウム「日本スポーツの前進に大学スポーツは何ができるのか」を開催。冒頭で同大学3年でバレーボールパリ五輪代表の甲斐優斗選手が、同4年でボクシングパリ五輪日本代表の原田周大選手とともに登壇し、五輪出場報告を行った。
最初にスポーツ研究所所長の佐藤満氏より両選手に花束贈呈があり、甲斐選手は佐藤所長から「ロサンゼルスではメダルをとってください」と言葉をかけられ、笑顔を見せた。
続いて、両選手からのパリ五輪の報告があり、「いろいろな国同士が応援し合う温かい雰囲気で、とても楽しかった」と語った原田選手に続いて甲斐選手は、「自分もパリ五輪は今まで経験した大会の中でいちばん楽しかった」と感想を話した。また、「チーム最年少だったので、先輩方とのポジション争いが大変だった。周りの方々に支えられて出場することができた」と感謝の気持ちも述べた。学生で代表になったことについては、「学生という立場でチーム最年少でもあったので、思い切りプレーすることができたが、大学との両立は難しかった。代表のスケジュールがあり、なかなか大学に通えない時期もあった」と学業との両立の難しさについても語った。 ロサンゼルス五輪に向けては、「パリを経験して、よりロサンゼルスを目指したいと思うようになったので、今回達成できなかったメダル獲得を目指して、また一から頑張っていきたい」と決意を新たにしている様子だった。
この後、同大学のOBで日本スポーツ振興センター理事、ハイパフォーマンススポーツセンター長、国立スポーツ科学センター所長の久木留毅氏よりパリ五輪の総括があり、後半は久木留氏とともにサッカー元日本代表の中村憲剛氏、CPサッカー日本代表監督で元サッカー韓国代表の李ウヨン氏が登壇し、シンポジウムが開催された。
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