第2クール放送直前『無職転生Ⅱ』男性声優陣が第1期から振り返り…新生活描くその後に「疑ってます」杉田智和が断言
4月7日(日)より放送開始のTVアニメ『無職転生Ⅱ』第2クールについて、3月30日(土)に本作の先行上映イベントが新宿バルト9にて開催。前世の男役の杉田智和さんからザノバ役の鶴岡聡さん、クリフ役の逢坂良太さんらメインキャストが登壇し、見どころを語った。 【画像】初の男性だけの登壇となったイベントフォト(全4枚) 『無職転生』では初となる男性キャストのみの登壇となった本イベント。キャスト陣からは「何かが足りない。」「2月のイベント(『無職転生』スペシャルイベント ~立川行っても本気だす~)とはまるで違う雰囲気だ。」「どうしましょうか?」と不安を口にしつつも、和やかにイベントがスタートした。
男性声優陣でこれまでの「無職転生」を振り返り
まずは、昨年夏に放送の第1クールの場面カットを振り返りながら、各キャラクターの物語を紹介。杉田さんが演じるルーデウスは、第1期で最愛のエリスに去られ、絶望しつつも歩み始めるなど、激動のストーリーが描かれていた。次ぐ2期の泥沼編では、自暴自棄になった姿が描かれ、ラノア魔法大学編へと続いていく。そんな役柄を演じた杉田さんは「頂点から一番下に堕ちるという印象を与えないと、この壮大な物語は締まらないなと思った。」と語り、「最初はルーデウスに対して共感や同情はいらないと思っていた。そのくらい孤立させた上で、人の愛を知っていく。友情を育み、少しずつ変わっていく姿を表現したかった。」と答えた。 その後、第2期第1クールの「ラノア魔法大学編」で再会し、ルーデウスの学友となったのがザノバとクリフ。ザノバを演じる鶴岡さんは、演じるキャラクターについて、「とにかく純粋な人だろうなと思う。王族なので人から距離を置かれてしまうような環境があったと思う。そこで師匠と出会い、共通の好きなものがあることの強さを感じた。話が合うことが嬉しかったと思うし、怒られながら泣いた瞬間、初めて人になれたのだろうなと思いました。彼の変化を味わってほしいと思います。」と語った。 また、逢坂さんが演じるクリフは、自身を“天才”と呼ぶプライドの高い人物。その一方で、エリナリーゼに想いを寄せたりと、様々な印象を見せた。逢坂さんに、第1期から2期のキャラの変化についても尋ねると、「オーディションは若い頃と成長した姿、両方行われました。特別編でも描かれたように、これだけチヤホヤされて育ったら、こんな風にプライドも高くなるだろうなと感じた。能力も高いので、勘違いしてしまうところもあるのかなと。 エリスと出会うことで、そのことに気付くきっかけになり、初恋を初めて感じたりと、クリフにとっての成長も描かれたと思う。」とコメントした。