ウィリアム王子42歳の誕生日に“キャサリン妃が撮った”公式写真が話題に「子どもたちと砂浜でジャンプ!」
6月21日はウィリアム王子の誕生日だ。1982年、父・チャールズ国王(当時皇太子)と母・ダイアナ妃の第1子としてロンドンのセント・メアリー病院で生まれた王子は、今年42歳になった。 【画像を見る】キャサリン妃が撮ったと話題の“公式写真”。「子どもたちと砂浜でジャンプ!」 国王直系ラインの王室メンバーは、毎年誕生日に「バースディ・ポートレート」を公開している。今回のウィリアム王子のポートレート写真は、3人の子どもたちが一緒に写ったものだった。
写真はノーフォークの海岸で撮影されたもので、フォトグラファーを務めたのは今回「も」キャサリン妃。写真には下記メッセージが添えられていた。 「誕生日おめでとう、パパ! 私たちはパパが大好きです。Cx」 「C」とはキャサリン妃のイニシャル。「x」は英語でキスを表す文字だ。 砂浜にジャンプする一瞬をとらえたこの写真。家族の仲睦まじさ、あたたかな雰囲気が伝わる写真であることから、ロイヤルファンを中心に大きな賞賛を浴びている。
王室フォトグラファーとして大活躍のキャサリン妃
1月に腹部の手術を受けて以来、公務を休止中であるキャサリン妃。3月にガン治療中であることを公表し大きな話題を呼んだ。去る6月15日に行われた国王公式誕生日の祝賀式典に出席し、今年初めて公式の場に姿をあらわしたが、本格的な公務復帰ではないとされている。 しかし「王室フォトグラファー」としてのキャサリン妃は忙しそうだ。この半年だけでもルイ王子とシャーロット王女の誕生日ポートレート、そして6月16日の「父の日」を記念した家族ポートレート写真もキャサリン妃によるものだった。
3人の王子・王女の成長は世界中の人々から見守られているが、一般市民にとって3人に実際に会う機会は「まずない」。しかしロイヤルキッズの存在を何となく身近に感じている人が多いのは、キャサリン妃の愛情あふれる目線で撮影された写真を見続けていることによるものかもしれない。
キャサリン妃が撮影しているのは子供たちの写真だけではない。 例えば、カミラ妃(当時皇太子妃)が表紙を飾った雑誌「Country Life Magazine」の125周年記念号。表紙写真を撮影したのはキャサリン妃だった。
ヤング・ロイヤルが女王&エジンバラ公を囲んだ集合写真は、2枚ともキャサリン妃が撮影したものだ。こういったなかなか撮影の機会がない写真を担当するのは重責のはずだが、故エリザベス女王も含め、キャサリン妃の写真の腕を信頼していたのだろう。 当分の間、ガン治療および静養に専念すると思われるキャサリン妃だが、公務休止期間中も彼女の写真作品は時々見られるかもしれない。
文:宮田華子