スーパーコンピューターが算出した優勝予想は “0.1%”だが…… エース帰還のトッテナムが狙うプレミア制覇
指揮官は逆転優勝に自信
プレミアリーグ第24節でブライトンとの対戦を控えているトッテナム。アジアカップで離脱していたエースのFWソン・フンミンもチームに戻り、ここからの連勝が期待されている。 前節のエヴァートン戦は引き分けに終わってしまったものの、ソン不在の間にFWリシャルリソンが覚醒し、現在首位リヴァプールとの勝ち点差は7まで迫っている。しかし、6日にデータサイト『Opta』が算出したトッテナムの優勝確率は「0.1%」とかなり低めとなっており、ベストメンバーが揃ったマンチェスター・シティの優勝確率が66.2%と再び上がっている。 そんななか、トッテナムの指揮官アンジェ・ポステコグルーは、この数字について記者会見で尋ねられると、スーパーコンピュータへのジョークを飛ばしつつ、「0.1%だって?それならチャンスだ。頑張ろう。問題ない、問題ない、チャンスはある!」とコメントし、優勝の可能性について自信を語った。 トッテナムは今シーズン、開幕から10試合で無敗をキープし首位に立つなど、圧巻のスタートダッシュを切っていた。その後苦戦したが、この期間は怪我での離脱者も多くベストメンバーではなかった。しかし、司令塔のMFジェイムズ・マディソンも怪我から復帰し、ソン、サール、ビスマもチームに戻っており、トッテナムはベストに近いメンバーで戦うことができる。 さらに調子をあげてきたリシャルリソンや冬に加入したヴェルナー、ドラグシンといった新戦力が噛み合えば、シーズン序盤のように連勝を重ねる可能性も十分に考えられる。首位との勝ち点差は7であり、5位のトッテナムと上位陣の勝ち点差はそこまで離れていない。ここから逆転し再び優勝する可能性も残すトッテナムは、ベストメンバーが揃う後半戦で再び勝ち点を積み重ねていくことができるのか、注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部