打撃向上へ “カブレラを参考に” 一日1000スイング超え「もうボロボロ。バキバキです」末包昇大も鍛錬の秋季キャンプ 広島カープ
広島カープの日南秋季キャンプは、第1クール最終日。末包昇大 選手(28)は「打撃フォームをいちから見直す」ことをテーマに掲げています。新たな挑戦をするキャンプ参加 “最年長選手” を朝から追いかけました。 【写真を見る】打撃向上へ “カブレラを参考に” 一日1000スイング超え「もうボロボロ。バキバキです」末包昇大も鍛錬の秋季キャンプ 広島カープ 広島カープ 末包昇大 選手 「おはようございます」 ― 第1クール最終日、いかがですか? 「もう、ボロボロです」 ― きょうも長い練習が予想されますが? 「自分の課題と向き合って、しっかりと一球一球、大事にやっていきたいなと思っています」 ― きょう1日、追わせていただくので。 「よろしくお願いします(笑)」 ■鍛錬の秋季キャンプ 1時間目 末包が練習を始動させたのは、全体練習が始まる朝9時。7日もほとんどの時間をバッティング練習に費やします。1時間目は、朝山東洋 打撃コーチとマンツーマン・レッスンから始まりました。 新井貴浩 監督からも打撃フォームをいちから構築し直す指令が出ている末包。長所を残し、短所を克服するために、上体が前のめりにならないようなバッティングフォームを意識します。2000年代、西武で活躍したカブレラのような姿勢を参考に、頭を後ろに残す意識を勉強中です。 ■鍛錬の秋季キャンプ 2時間目 2時間目は、場所を屋内練習場に移して、新井良太 打撃コーチからのマンツーマン指導。 ここでは変化球の対応について研究。前日のティーバッティングで得た、よい感覚を実際のバッティングにも落とし込めるように、その動きを確かめました。 ■鍛錬の秋季キャンプ 3時間目 3時間目は、グラウンドでのバッティング練習。重点的にバットを振り込んでいる、ことしの秋季キャンプは、選手たちのスイングが1日に1000回を優に超えています。 すでに末包の手はボロボロで、できたマメがはがれ、やけどのようになっているそうです。それでもガチガチにテーピングを固め、痛みをこらえながら打撃の向上を図ります。 ■鍛錬の秋季キャンプ 4時間目 4時間目は、サブグラウンドに移動して3人のコーチ立ち会いのもと、ファースト守備の捕球の練習です。