元日を迎えて初日の出に初詣…新年の幸せを願う(福島)
福島放送
2025年の元日を迎え、県内でも初日の出スポットや神社がにぎわい、年賀状の配達も始まりました。 楢葉町の天神岬では午前7時ごろ、雲の上に朝日が顔を出し、集まった人たちは1年の幸せを願いながらカメラに収めていました。 帰省中の親子は「きれいだった。家族みんな健康で過ごせるような1年にしたい」と話し、 地元の人からは「雲の上で少し時間待ったが、すごくきれいな日の出が見られた。今年は最高の1年になると思って見ていた」との声が聞かれました。 一方、正月三が日で約22万人の人出が見込まれている、郡山市の開成山大神宮では、未明から初詣に訪れる人が長い列を作りました。 今年就職するという大学院生は、幸先の良い社会人生活のスタートを願ったそう。 また、小学4年生は、「頭が良くなるようにお願いした。算数が出来るようになりたい」と話していました。 県内の各郵便局でも年賀状の配達が始まり、福島中央郵便局では出発式の後、配達員たちがバイクなどに乗り込み、新年の便りを届けに出発しました。 相楽英昭局長は「郵便局員としての使命と誇りを感じている。市民の皆様に確実に届けたい」と話しました。 日本郵便によりますと、県内では元日に約617万通(去年の約6割)の年賀状が配達されたということです。