現代アートと都市の関連性を考える2作品が下北沢で上映、ホー・ツーニェンの作品も
K2アートウィーク特集上映「都市とヴィジョン(幻影)2024」が9月13日より東京・シモキタ - エキマエ - シネマ「K2」で開催される。 【画像】下北沢で上映される「オラファー・エリアソン 視覚と知覚」場面写真 本企画は、“月”をテーマに下北沢の施設や店舗で地域参加型の新感覚アートフェスティバル「ムーンアートナイト下北沢2024」が実施されることを記念したもの。9月16日まで行われる第一部には、「都市にどこまで不思議を生み出せるか?」を命題として、現代アートと都市の関連性を考える2作品がラインナップされた。デンマークの現代美術家オラファー・エリアソンを追ったドキュメンタリー「オラファー・エリアソン 視覚と知覚」と、グラフィティアーティスト・バンクシーの超高額で取引される作品が人々に及ぼす影響力を映した「バンクシーを盗んだ男」が上映される。 なおトークイベントも行われ、9月14日にはアーティストの荒神明香、ディレクターの南川憲二、インストーラーの増井宏文を中心とする現代アートチーム・目[mé]が登壇。15日には写真家・著述家・多摩美術大学教授の港千尋が参加する。 さらに9月17日からは、シンガポールを拠点に活動するホー・ツーニェンの映像作品も上映。第66回ヴェネツィア国際映画祭でコンサート上映という形で披露された「Earth」、「MAMプロジェクト016:ホー・ツーニェン」展でも発表された「The Cloud of Unknowing」がスクリーンにかけられる。 ■ K2アートウィーク特集上映「都市とヴィジョン(幻影)2024」 2024年9月13日(金)~ 東京都 シモキタ - エキマエ - シネマ「K2」 □ 第一部:都市のヴィジョンを変えたアーティスト 2024年9月13日(金)~16日(月・祝) 上映作品 ・オラファー・エリアソン 視覚と知覚 ・バンクシーを盗んだ男 □ 第二部:ヴィジョンを提示するアーティスト 2024年9月17日(火)~ 上映作品 ・Earth ・The Cloud of Unknowing