米、同盟国防衛に決意 ウクライナ支援継続も強調
【ミュンヘン共同】ハリス米副大統領は16日、ドイツ南部ミュンヘンで開幕した「ミュンヘン安全保障会議」で演説し、米国の北大西洋条約機構(NATO)に対する責任は「揺るがない」と述べ、同盟国防衛への決意を示した。ロシアの侵攻を受けて間もなく2年になるウクライナに対する軍事支援も続けると強調。7月のNATO首脳会議への北欧フィンランドとスウェーデンの参加を歓迎するとも語り、加盟国間の結束を訴えた。 会議は18日まで。ウクライナのゼレンスキー大統領も17日に登壇し、支援継続を呼びかける。欧米ではウクライナへの「支援疲れ」が顕在化し、支援の先細りが懸念されている。