夢のような「すごい技術」をトヨタが初公開! 従来の課題を「カイゼン!」で何が変わった? 溶接で「量産車づくり」にも変化あるか
そんな「SFA工法」と「SUB ASSY 化」が用いられたのが、スーパー耐久鈴鹿から投入された「GRヤリス」です。 今回、29日(日曜日)にお披露目されたロールケージですが、投入されたGRヤリス自体は、土曜日にエンジントラブル、トランスミッショントラブルでまったく走れていない状態でした。 そうした中で、予選走行などで乗った印象についてモリゾウ選手は「前よりも剛性があがったおかげで速くなった気はする。ただどこかが強くなるとどこかが弱くなるのでそこをカイゼンしていくのが大切」という風に語ってくれました。 ※ ※ ※ 今回の「SFA工法」と「SUB ASSY 化」は、GRヤリスだけでなく他の車種でも対応可能だといい、カスタマーモータースポーツの世界では大きな注目が集まりそうです。 また前述の通り、量産車の溶接技術が向上する可能性もあるため「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」がさらに加速するかもしれません。
くるまのニュース編集部