毎日お茶を「水筒で持参」すると1年でどれだけ節約できる?「ペットボトルを購入」する場合と比較してみた!
最近ではどこにでも自動販売機が設置されているため、通勤中や会社のなかでも手軽に飲み物が購入できます。しかし、飲料代が毎月どれくらいかかっているのかが気になる方も多いのではないでしょうか? 本記事では、毎日会社でペットボトルのお茶を買って飲む場合と、自宅から水筒を持参する場合とでは、どれくらい出費の差があるのかを比較・検証しました。
1年間ペットボトルのお茶を買うといくらになるのか
1年間、会社の自動販売機でペットボトルのお茶を買い続けた場合の費用を算出します。 1ヶ月の中で平日5日間出勤し、1本160円のペットボトルのお茶(500ミリリットル)を一日1本購入するとします。 1ヶ月:160(円)×20(日)=3200円 1年間:3200(円)×12(ヶ月)=3万8400円 1本160円のペットボトルを出勤するたびに購入した場合、年間で3万8400円かかり、意外と大きな出費になることが分かります。
1年間水筒を持参するとどれだけの節約になる?
次に、自宅で飲み物を準備して水筒を持参した場合はいくらかかるのでしょうか? 500ミリリットルのお茶が入る水筒とお茶パックを購入し、自宅で準備して持参した場合の費用を算出します。 500ミリリットルの水筒:2000円 お茶パック(54袋入り):460円(1パック約8.5円) ※お茶パックは1袋で1リットル分のため、一日4.25円として計算 1ヶ月:4.25(円)×20(日)+2000(円)=2085円 1年間:4.25(円)×20(日)×12(ヶ月)+2000(円)=3020円 計算の結果、ペットボトルと水筒を持参する場合とでは表1のような差があることが分かりました。 表1
※筆者作成 1ヶ月ではそれほど大きな差が見られませんが、1年間継続した場合は水筒を持参したほうが3万5380円も節約できることが分かります。
ペットボトル・水筒それぞれのメリットとデメリット
それぞれのメリットとデメリットは表2の通りです。 表2
※筆者作成
その日の気分でペットボトルと水筒を使い分けましょう
平日5日間、出勤するたびにペットボトルのお茶を購入して飲む場合よりも、自宅でお茶を準備して水筒を持参した場合の方が、大きな節約になることが分かりました。 しかし、日によっては温かいコーヒーが飲みたくなったり、スポーツドリンクが飲みたくなったりする場合もあるでしょう。そのようなときは我慢せず、飲みたいものを飲みたいときに飲むことが一番です。ペットボトルと水筒を使い分けて、無理のない節約を心がけましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部