県庁でも仕事始め 湯崎知事「被爆80年、広島が持つ平和への思いは明日へのエネルギー」
広島ニュースTSS
官公庁や企業でも新しい1年がスタートしました。 県庁では、今年も「仕事始め式」は行わず、湯崎知事が職員にビデオメッセージを送り、「今年は被爆80年の節目の年であり、広島が持つ平和への思いと行動力は明日へ向かうエネルギーをもたらしてくれることを発信するチャンスだ」と、呼びかけました。 【広島県地域政策局平和推進プロジェクト・チーム 山本浩課長】 「被爆者が少なくなっていくということで、若者がさらに次世代に平和を繋いでいける人材育成に取り組んでいきたい」 また中国電力では中川賢剛社長が社員を前に年頭あいさつを行い、先月、2号機が再稼働した島根原発の安全確保などを決意に掲げました。 【中国電力・中川賢剛 社長】 「今後も厳しい状況が続きますが、やるべきことは明確です。まず島根2号機を安定稼働させるとともに、島根3号機を1日も早く稼働できるよう、全力で取り組む」 先月7日、およそ13年ぶりに再稼働した島根原発2号機は今月10日には、検査と確認を終えて再稼働の最終段階となる「営業運転」再開が見込まれています。
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