佐々木朗希と明暗分かれる金慧成に韓国メディア嘆く「ここまで差が開くとは」「交渉してるのか」
韓国メディアが日韓のポスティング選手の〝明暗〟を嘆いている。大注目を集める佐々木朗希投手(23)はすでにメッツ、ヤンキース、カブスが交渉に乗り出し、各球団が列をなしているが、KBOのスター、キム・へソン内野手(金慧成=25)は5日の公示後も米メディアでほとんど報じられることはなく、交渉期限の1月4日まで残り2週間となった。 【写真】浜辺美波からもらった特製チョコを披露する佐々木朗希 「MHNスポーツ」によると「キム・ジョンフ(ジャイアンツ)もポスティングして10日経って大型契約を結んだ。キム・ハソンもパドレスと契約まで25日かかった。キム・ヘソンもキム・ハソンのように長期戦に突入した模様だ」と今後に希望を寄せて報じているが、佐々木と注目度のあまりの違いに「スポーツ朝鮮」は「予想はしていたが、ここまで差が開くとは…。MLBを目指す韓日ヤングスターの歩みが対極に分かれている。一方はすでにエース扱いされ、大きな関心の中で有名球団と次々に会う〝交渉ツアー〟をやっている。もう一方は現地メディアで数回言及されただけだ」と嘆いている。 当初は「マリナーズが関心を持っている」などの情報もあったが、その後はまったく動向が分からず「交渉がきちんと行われているかすら疑問だ。存在感がない」とも…。キウムで3年連続の3割をマークするなど三拍子そろった左打者。今季は127試合で打率3割2分6厘、11本塁打、75打点、30盗塁を記録し、二塁手として3年連続守備賞にも輝いた。ドジャースのロバーツ監督も今年3月に韓国を訪れた時にキム・ヘソンの動きを目を奪われたという。 それが…フタを開ければ市場は佐々木一色に染まり、KBOのスターは忘れられたかのよう。同メディアは「能力値に対する冷静な評価と、MLB市場の需要の苦い現実。16日経っても興味を示す球団は現れない。今年はストーブリーグが急速に冷めた雰囲気がある。しかし、これがすべてではない。キム・ヘソンのポジションとスタッツ自体が魅力的ではないというのがより重要な理由だ」と推察したが、果たして朗報は届くか。
東スポWEB