G1ジョッキー田中勝春騎手・秋山真一郎騎手が調教師試験合格!
12月7日、JRAの2023年度新規調教師免許試験の結果が発表され、田中勝春騎手、秋山真一郎騎手の現役ジョッキー2名が合格となった。 田中勝春騎手は1989年デビューの52歳。2年目の90年にオラトリオで重賞を制するなど若くから頭角を現すと、92年安田記念のヤマニンゼファーでG1初勝利を達成。 以降は関東リーディング上位をマークしながらもG1 制覇にはあと一歩届かない苦難の年が続いたが、2007年皐月賞をヴィクトリーで勝利し、15年ぶりとなる中央競馬G1勝利を掴んだ。 その後も2019年マイスタイルでJRA重賞通算50勝を達成するなど活躍を続けていた。現在の通算成績は20,643戦1,809勝。 秋山真一郎騎手は1997年デビューの44歳。2年目の98年にカネトシガバナーで重賞を初制覇すると、同馬で初めてのG1出走も果たす。 その後は2012年までの15年間にわたり毎年JRAの重賞を制するなど活躍を続け、同年のNHKマイルCをカレンブラックヒルで勝利。騎手歴16年、悲願のG1制覇を果たした。 また近年では18年福島牝馬Sをキンショーユキヒメで制し、史上5人目となる全10場重賞勝利の偉業をも達成。現在の通算成績は10,313戦1,056勝。 2024年度 新規調教師免許試験合格者 秋山 真一郎氏 浅利 英明氏 佐藤 悠太氏 高橋 一哉氏 田中 勝春氏 柄崎 将寿氏 東田 明士氏 前川 恭子氏 宮地 貴稔氏 前川恭子氏は女性初のJRA調教師となる。
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