韓国野党第一党代表「選挙法違反」一審で懲役1年、執行猶予2年…議員職喪失刑
大統領候補時代の2021年に虚偽の発言をおこなった容疑(公職選挙法違反)で起訴された共に民主党のイ・ジェミョン代表が、一審で執行猶予付きの懲役刑を言い渡された。イ代表が起訴された4つの事件で最初の一審判決だ。 ソウル中央地裁刑事合議34部(ハン・ソンジン裁判長)は15日、イ代表に懲役1年、執行猶予2年を言い渡した。裁判所は「選挙過程で、有権者を正しい選択ができないようにし、民意を歪曲」したと述べた。 イ代表は、2021年12月の放送局とのインタビューで「大庄洞(テジャンドン)開発疑惑の捜査を受けているさなかに亡くなった城南(ソンナム)都市開発公社のキム・ムンギ元開発事業第1処長を知っているか」と問われ、知っているにもかかわらず「知らなかった」と答えた容疑▽京畿道城南市栢ヒョン洞(ペッキョンドン)の土地の用途変更特恵批判がふくらんだ後の2021年10月の国会国政監査で、「職務遺棄で問題にすると国土交通部に脅され、やむを得ず(用途変更に)応じた」と答え、選挙法上の虚偽事実を流布した容疑で、2022年に起訴された。 この日言い渡された刑が確定すれば、イ代表は議員職を剥奪され、今後10年間は選挙に出馬できない。また民主党は、大統領選挙費用434億ウォンを中央選挙管理委員会に返還しなければならなくなる。 オ・ヨンソ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )