「投手力強化が課題かな」ソフトバンクGMが今オフの補強方針を説明 今年は支配下62人でスタート「枠を空けてやっていく方針は変わらずに」
ソフトバンクの三笠杉彦ゼネラルマネジャー(GM)が14日、みずほペイペイドーム内で取材に応じ、補強方針などを説明した。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 この日、FA宣言選手が公示され、ソフトバンクからは甲斐拓也と石川柊太が国内FA宣言。三笠GMは「(甲斐は)3軍制で入ってからずっと関わってきた。立場は抜きにして、FA権を取ったのは感慨深い。当然残ってもらいたいけど、彼もおそらく一生に一度のことなので宣言をするという話だった。僕の立場としては残ってもらいたいという話をしました。(石川は)宣言前にもいろいろと話はしています。宣言して他の球団の話を聞いた上で判断をするということ。宣言したところで話し合いが終了とは考えていない。そういうスタンスで臨んでいきたいと思います」と話した。 2選手の残留交渉に全力を注ぐ一方で、リーグ2連覇に向けての補強にも目を向けた。「FA市場でという観点より、現状の戦力を鑑みて、野手陣はあと数年は主力もしっかりやってきてくれるかなというところ。投手力のところは、野手に比べると。今年もモイネロ投手が救援から先発にスイッチをして、大きくやってくれた。有原(航平)君もとても安定してくれていたけど、相対的に考えると、投手力はもうちょっと強化をしていくのが課題かなと思うので。国内のFA市場に限らず、育成からの昇格など、全体的なところが今年のオフのテーマだと思っている。そういう観点で編成を検討していきたいなと思っています」と説明した。 今年は春季キャンプ時点で支配下選手62人でスタートした。最大の70までは余裕のある形で育成選手の競争をあおった。「4軍を含めてこれだけ育成選手を契約してる状況だから、ある程度の枠を空けてやっていく方針は変わらずにやるつもり。たくさん枠を空けるという方針ありきというより、現状の戦力を考えた上で、流動的なところもあるので。ある程度枠を空けて有望な選手を支配下契約していく方針は変わりませんが、数についてはもうちょっと少なくなるかもしれない」と話した。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社