「フラグメント」との第二弾はアリンコ! 背面には「ギタリストのために?」
「フリッツ・ハンセン」と「フラグメントデザイン」によるコラボレーション第2弾が登場。 ▶︎すべての写真を見る アルネ・ヤコブセンの名作アリンコチェアをベースに、藤原ヒロシ氏がデザインを手掛けた“A STOOL FOR GUITARISTS”が発売される。
フリッツ・ハンセンとフラグメントデザインを主宰する藤原ヒロシ氏が初めてタッグを組んだのは2022年のこと。 アルネ・ヤコブセンが1954年に発表したミニマルなスタッキングチェア“ドットスツール”のフラグメント コラボレーションモデルは、藤原氏にとっても初の家具ブランドとのコラボレーションだった。 その結果、発売日当日に即完売。国内外から多数のリクエストが寄せられるほど人気を博した。
前作の発売から2年が経過し、藤原氏が次にスポットを当てたのは、同じくアルネ・ヤコブセンがデザインした3本脚のアリンコチェアだ。 音楽業界にも精通する藤原氏は、ギタリストのための椅子というコンセプトに基づき、今回も独自の美学とこだわりを注ぎ込んでいる。
仕上げには特別仕様のハイグロス加工が施され「ピアノブラック」を表現。何度も塗装を重ねて仕上げた漆黒の表面は、ギターのボディに施される磨き上げのように高級感を放つ。楽器との親和性も高い仕上がりだ。 また、ギター演奏時のバランスを考慮し、通常のアリンコチェアの高さ44cmより2cm高い46cmに設計されている。 椅子の背面には、ホワイトで「A STOOL FOR GUITARISTS」と印字されたアイコニックなスローガンとロゴが目を惹く。 また、後方の左足には、前回のドットスツールのコラボレーションから引き継がれた「The Classic / Fritz Hansen : Fragment」という刻印がレーザー加工で施された。
「アリンコチェアは、昔ダイニングで愛用していた椅子です。フリッツ・ハンセンの家具はクラシックでありながら実用的でもあります。完成されたデザインをベースに、僕の考えるクラシックを更新していく作業を楽しんでいます。 本作は、傷がついてもその魅力が増すような、そんな椅子に仕上がっていると思います」(藤原ヒロシ氏)。 クラシックでありながら新しい解釈が加えられたアリンコチェアは、10月24日(木)に発売。国内では限定200脚のみの抽選販売となる。
OCEANS編集部