不適正な処理 文書偽造など65件 県が処分を検討 広島
不適正な事務処理は60件以上ありました。 「誠に申し訳ございませんでした」 県は2021年4月から去年12月までに事業者から申請があった埋め立て工事などの47件の許認可について、不適正な事務処理が65件あったと発表しました。 いずれも港湾振興課の40代男性主査によるもので、幹部の決済を経ることなく手続きを行ったり文書の偽造などを行ったりしていたということです。 これらについては再度、適正な手続きによる対応を行っているほか、一部の許認可については一時的に取り消したとしています。 原因について県は当該職員にコンプライアンス意識が欠如していたことや、他の職員が処理状況を把握できていなかったことなどをあげています。 今後、県は再発防止策を講じるとともに当該職員についての処分を検討するとしています。