72歳、月8万円で「快適な暮らし」。家が古くてもDIYとメルカリ活用で好きが詰まった空間に
お金をかけなくても豊かな暮らしをしている人にクローズアップ。チャンネル登録者数3.7万人超え、ひとり暮らしのユーチューバー・ロコリさん(72歳)は年金+アルバイト代の月8万円で心地よく暮らしているそう。今回は、節約生活をしながら機嫌よく暮らすコツについて教えてもらいました。 【写真】デザイナーズ家具はメルカリでおトクにGET
住まいはDIYで機能的に、デザイン家具で心豊かに
家の古さは建て替えない限り解消できませんが、住まいを快適に整えることはできるはず。 そこで収納を工夫して、片づけやすく、より機能的に。さらに大好きなデザイナーズ家具を少しずつそろえてメリハリのあるお金の使い方をしています。
●押し入れはオープンクローゼットに
「認知症の母は環境が変わるとパニックを起こすので、母の存命中は家の中を変えることができなかったんです」。 ひとりになってからは、DIYで部屋を整えました。古い家具を処分し、壁紙を貼りました。押し入れのふすまを外し、内側に100円ショップで買ったクッションシートを貼ってつっぱり棒と「無印良品」の収納ケースを組み合わせて、収納力抜群のクローゼットに。 押し入れの内側に貼ったクッションシートは断熱効果もあるので、部屋が暖かくなるという効果も。剥がれたらササッとステープラーで補修します。 リビングにずっとあったテレビ台(ビデオラック)も書類などの収納用に大変身。「無印良品」のファイルボックスを合わせてみたらサイズがピッタリ!
お金をかけるところ、削るところはメリハリよく
大きな買い物も小さな買い物も賢く、価値あるお金の使い方をするロコリさん。
●日用品こそ安くて品質のいいものを
手洗いせっけんは手肌に優しい無添加の「シャボン玉石けん」を選び、ハンドクリームいらず。 食器洗いや掃除用品も、少し高くても泡立ちがよくてヘタりにくい「パックスナチュロン」のスポンジを小さく切って使います。金たわしは100円ショップのものですが、こちらもカットしておけば隅々まで使えます。
●機嫌よく暮らしたいからメルカリでデザイナーズ家具を
おしゃれ家電に投資したのと同様、家具類も少しずつ、気に入ったものをメルカリなどで買っています。 「特に好きなのはデザイナーズチェア。カラフルでポップな色づかいが、部屋も気分も明るくしてくれます」。 定価で買うと1脚3万円以上する商品も、メルカリなら1万円程度で買えました! 『ゆとりある日々を過ごしている人の素敵なお金の使い方 2024年度版』(扶桑社ムック)では、今回紹介した以外にも、自分らしいお金の使い方で幸せに暮らしている人たちを紹介。そのほか、年金のもらい方、老後の安心な住まいなど、プロのアドバイスも満載です。
ESSEonline編集部