台風19号災害からの復興を願って 名前付けたリンゴを小学生が販売【長野市】
長野市の小学生が、自分たちで育てたリンゴを販売しました。4年前の台風19号からの復興を願って、名前も付けました。 「いらっしゃいませ」 長野市穂保の農産物直売所「アグリながぬま」に、長沼小学校3年生の元気な声が響きます。会計も子どもたちが担当します。 「ありがとうございました」 「頑張ってね」 2019年の台風19号で浸水した木のリンゴを小学生が育てています。今年の3年生は、「ふっこうりんご・ふくりんご」と名づけました。 ■小学3年生 「買っていくのが多いお客さんもいて良かった」 ■小学3年生 「(活動を通じて)農家さんの人たちは何本もの木を育てているから大変だということを学んだ。おいしく食べてほしい」 買った人に宛てたお礼の手紙やチラシも用意しました。 ■購入客 「未来を担う子供たちだからね。元気な声を出して、(接客する子供たちに)元気を貰えます」 ■担任 「学校では味わえないというか、外でお客さんと接するということを学習できるとてもいい機会だったかなと思います」 売り上げは、余ったリンゴをジュースにする費用などに充てる予定です。