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◇１９日（日本時間２０日）　マーリンズ４―２０ドジャース（マイアミ） 　ドジャースの大谷翔平選手（３０）は敵地のマーリンズ戦で６、７回に２ランを放ち、シーズン５０号に到達。９回は３打席連続の５１号３ランまで飛び出した。１、２回は盗塁を決めて今季５１盗塁とし、前人未到の「５０本塁打、５０盗塁」を達成。３発、６安打（６打数）、１０打点はいずれもメジャー自己最多だった。５１発はドジャースの球団新記録。また、チームは１２年連続のポストシーズン進出を決め、大谷はメジャー７年目で初めて１０月の舞台を踏む。 ◆大谷翔平、『50－50』達成に叫んだ吠えた【動画】 　７回２死三塁の第５打席。４番手右腕ボーマンの外角低め１４３キロのナックルカーブを流し打った打球は、左翼席に着弾する飛距離１１９メートルのアーチ。初速１７７キロ、射出２７度の完璧な『バレル』で、今季５０号に乗せた。 　敵地にもかかわらず大歓声が上がる中、地元中継局スポーツネットＬＡのジョー・デービス実況は、「打ち上げた…逆方向に深い。後方へ…いった！　『Ｏｎｅ　ｏｆ　ａ　ｋｉｎｄ　ｐｌａｙｅｒ，　ｏｎｅ　ｏｆ　ａ　ｋｉｎｄ　ｓｅａｓｏｎ（比類なき選手、比類なきシーズン）！』。ショーヘイ・オータニが『５０―５０クラブ』の最初の会員です！」と高らかに叫んだ。 　それに先立つ６回は、内寄り低め１３７キロのスライダーをたたき、右中間２階席へ４９号。初速１７９キロ、射出３６度と高く上がった打球は、飛距離１３４メートルの特大弾だった。 　同実況は「『Ｈｅ　ｉｓ　ｉｎ　ｔｈｅ　ｗｏｒｌｄ　ｏｆ　ｈｉｓ　ｏｗｎ（彼は自分だけの世界にいます）！』」と伝えたきり、大谷がベース一周する間は沈黙。そして、「１３５年のドジャース球団史で大谷翔平は（２００１年）ショーン・グリーンの最多記録に並ぶシーズン４９本塁打となりました。そして、球史で初の『５０―５０』まであと１本です」と続けた。 　大谷とグリーンに続くドジャースの歴代トップ５は以下の通り。 　（３）０４年エイドリアン・ベルトレ（４８本） 　（４）１９年コディ・ベリンジャー（４７本） 　（５）１９５６年デューク・シュナイダー（４３本） 　（５）００年ゲーリー・シェフィールド（４３本）