L・ディアスの得点力が覚醒 今季はプレミアでの初二桁得点狙えるか「得点力の部分は改善が必要だった」
今季は開幕5試合で5ゴールと止まらない
プレミアリーグ開幕5試合で5ゴール。アルネ・スロット体制となったリヴァプールでウイングのFWルイス・ディアスが止まらない。 ディアスは2022年にFCポルトからリヴァプールへ加わった選手で、サイドからの突破力に関しては当初より高い評価を受けていた。ただ、まだプレミアリーグで二桁得点を決めたシーズンはない。得点力の部分には課題があったと言える。 しかし、今季のディアスは一味違う。データサイト『WhoScored』もディアスを「プレミアで最も恐れられるウイングの1人になった」と称賛し、さらなる活躍に期待をかけている。 「リヴァプールは今夏にニューカッスルFWアンソニー・ゴードンの獲得に動くとも思われた。この加入が実現していれば、おそらくディアスのアンフィールドでのキャリアの終焉となっただろう。ディアスはポルトから加入して以降、ゴール前でのプレイは少々不安定だった。得点力の部分は改善が必要だったのだ。決定機を逃すこともあり、創造性も不足していた」 「しかし今季は開幕から得点を重ねている。昨季のディアスは、11月初旬までリーグ戦で3ゴールしか決めていなかった。ポルト時代には1度だけリーグ戦で二桁得点を決めているが、それをアンフィールドで再現できる保証もなく、決定力に欠けているように思われた。しかし、そうした批判は今の彼に当てはまるものではない」 ディアスはポルト時代の2021-22シーズン、前半戦に得点を積み重ねて14ゴールの成績を残している。それがリヴァプール移籍に繋がったわけだが、リヴァプールでは昨季の8ゴールがリーグ戦でのキャリアハイだ。すでに5ゴールを決めている今季はその数字を更新できそうだが、どこまで数字を伸ばせるか。
構成/ザ・ワールド編集部