厄よけ・無病息災願う 正月飾り 羽子板展 八戸市 国の有形文化財「更上閣」
RAB青森放送
正月飾りの華やかな装飾が施された羽子板の展示会が八戸市で始まり訪れた人たちが縁起物の作品に見入っていました。 展示会は八戸市本徒士町にある国の有形文化財「更上閣」で指定管理者の三八五交通が開きました。 邸宅の広い和室には昭和から現代にかけて作られた大小様々な「押絵羽子板」122点が正月飾りやつるし飾りと並んでいます。 押絵羽子板は女児の初正月を祝い邪気をはね除け美しく無事成長することを願う大切な飾りとされています。 なかでも月夜の海に浮かぶ船の上で舞う美しい白拍子姿を題材にした「浅妻」は全長93センチの大きな作品です。 訪れた人たちは布地を貼り合わせ絵柄を立体的に表現した伝統の技に見入っていました。 ★児童 「細かいところまでできていてすごいと思いました」 「平和な1年を暮らしていきたいです」 ミニ羽子板づくりも体験できる展示会は八戸市の更上閣で今月19日まで開かれています。