「浅村さんくらい振ってみろ」巨人・秋広優人が阿部監督から助言“マン振り”で逆襲誓う
巨人・秋広優人内野手(21)が18日、“浅村流フルスイング”での逆襲を誓った。今季はここまで15試合の出場にとどまり、打率2割4分2厘、0本塁打、0打点と苦しんでいる。それでも現状、左翼のレギュラーは定まっておらず、「与えられたチャンスをつかめるようにやっていきたい」と、定位置奪取へ闘志を燃やした。 【動画】松井秀喜氏、自らバット振り秋広優人を指導 11日から行われた楽天3連戦(楽天モバイル)中に、阿部監督から「(楽天の)浅村さんくらい振ってみろ」とアドバイスを受けた。試合前練習などで通算288本塁打を放っている強打の右打者を熱心に観察。「練習でも打席でもすごいフルスイングをしていた。普通はタイミングが合わなかったり、当てにいってしまったりするのに、あれだけ振れるのはすごい」。フルスイングで、巻き返しを期す。 実戦感覚を養うため19日はセガサミーとのプロ・アマ交流戦(G球場)に出場予定。阿部監督も視察する見込みで21日からの交流戦明けに向けて、アピールにもなる。G球場でバットを振り込んだ背番号55は「準備をしっかりして、チャンスを生かしていきたい」と決意をにじませた。(宮内 孝太)
報知新聞社