最も人気なのは? J1リーグ観客数ランキング11位。驚きの2万人超え!? J1に戻ってきた名門
明治安田J1リーグの2024シーズンは前半戦が終了した。昨季途中より新型コロナウイルスによる制限もなくなり、観客動員は2019年以前に戻りつつある。今回は、J1リーグクラブの今季のホーム観客動員数を集計し、1試合の平均入場者数をランキング形式で順位ごとに紹介する。(データは第19節終了時点)
11位:東京ヴェルディ 本拠地:味の素スタジアム 収容可能人数:4万7851人 今季平均入場者数:2万976人 16年ぶりにJ1の舞台で戦っている東京ヴェルディは、2024シーズン前半戦で1試合平均2万976人の観客を集めている。J2で戦った昨季からの上昇は予想できたものの、2023シーズンの平均が7982人だったことを考えると、2万人超という数字は驚くべきものだ。 開幕戦は国立競技場で横浜F・マリノスとの対戦だった。この一戦には5万3026人の観客が集まり、Jリーグ初期の2強の激突を懐かしんだ。その後は本拠地の味の素スタジアムのゲームで、第8節のFC東京戦では3万1746人が入っている。第19節の名古屋グランパス戦でも2万人超え(2万105人)を記録した。 今季最も観客が少なかったのは、第5節の京都サンガF.C.戦で1万60人だった。それでも1万人を割っていないのは大きな成果だろう。昨季は1万人超えが4試合だった。今季を基準に考えるとかなり少なく感じるものの、1試合平均7982人の観客動員数は、クラブにとってJ2で戦うようになってから最多の数字で、これを軽く超えている今季が特別と捉えるべきだろう。今季はホームで1敗しかしておらず、ここまで十分にファンを満足させていると言えそうだ。 Jリーグ創設初期のブームの中心にいたヴェルディは、1993年から3年連続で1試合平均入場者数が2万人を超えている。Jリーグ初代王者は、29年ぶりの1試合平均2万人超を達成できるだろうか。
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