北九州の中学生2人死傷、近所に住む40代男を殺人未遂容疑で逮捕
北九州市のファストフード店で中学生2人が刺され死傷した事件で、福岡県警は19日、事件に関わった疑いがあるとして近所に住む40代男を殺人未遂容疑で逮捕した。 【写真】福岡県警小倉南署に入る容疑者とみられる男を乗せた車両=2024年12月19日午前10時15分、北九州市小倉南区、興津洋樹撮影 事件は14日午後8時25分ごろ、北九州市小倉南区の「マクドナルド322徳力店」で発生。県警によると、中学3年生の中島咲彩(さあや)さん(15)と同級生の男子生徒(15)がレジで並んでいた際、それぞれ1回ずつ刃物のようなもので刺された。中島さんは腹を刺されて搬送先の病院で死亡が確認され、男子生徒も致命傷になりかねない深い刺し傷を負った。犯人は事件直後に現場から凶器を持ち去り、北側に逃亡。県警が行方を追っていた。(鳥尾祐太)
朝日新聞社