「 性的同意とか冷めるわー 」マチアプで出会った男性からの衝撃発言。男女、年代間ですれ違う性的同意の真実。求めた私が間違いですか?
吉本興業が7日。不同意性交などの疑いで警視庁に書類送検されたことが明らかになったお笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二との契約を解除したと発表した。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「書類送検報道から解雇までの期間がかなり短かったことを考えると水面下でなんらかのやりとりが行われていたのでしょう。文面の中で“これまで、斉藤に対する重大な契約違反の疑いについて”とありましたから、もしかすると以前からも注意される行動があったのかもしれません」。 いじめられていた過去を曝け出していた同人。 「いじめられた方は一生忘れないとは言いますが、それは性被害を受けた方も同じでしょうね。しかも今回の事件、ロケバスが現場として報じられています。ロケバスはスタッフ以外は出入りすることが基本的にはない場所。仕事場といっても過言ではありません。その現場での犯行となると仕事復帰は、絶望的と言えるでしょうね」。 一方、妻のInstagramの投稿では「一方的な行為ではなかったことを伝えている状況」とあり、不同意ではないと弁護士を立てているようだ。今回の件でも明らかになったが性被害は、当人同士にしかわかり得ないことが多分にある。だからこそ、性行為にはいかなる場合も同意が必要なのだ。若い世代には認知されつつある性的同意だが、実は日本では近年まで取り沙汰されることは少なかった。同意のない性行為は性暴力である。今回は自身の体験から、性的同意について深く考えると話す女性に話を聞いた。 ---------------------------------------------------------------------------------
菊川瀬奈さん(仮名・39歳)は、同意のない性行為が性被害に当たることを最近まで知らずに生きてきたと話す。 「今でこそ、性的同意の重要性が語られることが多いですけど、私たちの子供の頃には、そんなこと教えてはくれませんでしたよね。なあなあの末にやっちゃって…みたいなことが当たり前だったように思います」。 言うこと自体、憚られたと話す。 「なんか言いにくいっていうか。私だけなのかな?」。 実際、筆者も同世代。その感覚は理解できる。 「やっぱり、そうですよね?女性はゴムをつけて欲しいってことすら言い出せないことあったと思う。もちろんね、しっかりと主張できる人もいたと思いますよ。でも今ほど、性的同意はもちろん、そういう話をすることすらポピュラーではなかったと思います」。 そんな瀬奈さんだが、昨今は性的同意について理解を深めていると話す。きっかけは若い友達ができたことだった。 「英会話を習っているのですが、そこで出会った女友達が教えてくれたんです。彼女はアメリカで幼少期を過ごしていたこともあって、フラットにそういう話をするって教えてくれました。結構衝撃的でした」。 以来、自分がそういったことになるときにも意識をしようと感じたそうだ。そんな折、結婚を前提にお付き合いする人を探すべく、マッチングアプリを活用するようになる。 「結婚を望んでいましたが、なかなか出会いがなく、ここ3年ほどかな。マッチングアプリを活用しています。やりとりをしたり、実際お会いする人も何人かいました」。 中でも衝撃的だったのが今年の初めに出会った男性だったという。 「メッセージでやり取りをして、親交を深めたって感じです。私は読書が趣味なんですけど、彼も本が好きと話していて、なんとなくいい感じだなと思って会うことになりました」。 初回は無難にお茶を飲み解散。お互いにいい雰囲気だったことから、二度目はお酒を飲みながら色々と話をしたという。