【RIZIN】安保瑠輝也「完封した。パンチはもらっていないし、100点です。反則の応酬もよかった(笑)」ガルシア戦は4月か5月にマイアミで
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナにて『RIZIN DECADE』が開催。昼夜興行の夜の部『RIZIN.49』の前に、13時から昼の部『雷神番外地』が行われた。 【写真】レフェリーを間に挟んでの打ち合いになった 第7試合のRIZINスタンディングバウト特別ルール100.0kg契約2分6Rで、シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)に判定勝ちした安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が試合後インタビューに答えた。 「試合をもっと盛り上げたかったし、倒したかったというのが試合後に思った率直な気持ちです。中尾先生からは一番大事なのはやってきたことを出すことと言われているんですけど、どうしても欲張りというか。もっと盛り上げて倒して爆発させたいというのがあるのでそう思ったけれど、戦術的な部分では評価してもらえたし、完封した。パンチはもらっていないし、100点です。反則の応酬もよかったです(笑)」 反則のバックハンドブローについては「別にそのまま続けたらええって。真剣勝負だけれど、ある種エンタメ的な要素もあるから。出してきた後に、やったら先生に怒られるかなと思いながら俺も出して。案の定、試合中にめちゃくちゃ怒られたんですけれど(笑)。先制に謝りました。だから出された時には、反則やんけみたいなことは思わなかったですね」と、特に気にならなかったという。 レフェリーを巻き込んでの打ち合いになったことを聞かれると「あれは映像を見返してください。僕は絶対にレフェリー殴ってないから。カリミアンは殴って、僕はレフェリーをどけてからやっていました」と、自分は冷静だったとする。 カリミアンの「何も効いていない」との主張を聞くと「効いていますよ、足元を見てください。足がふらふらしていました。効いているパンチが3発はありましたね。そこで倒し切れたらドカーンとなって、安保かっけーなってなったんですけれど、そこはちょっと…。もっとパンチの質量を高めることをしていきます」と、確実に効いたパンチが3発あったとした。 延期になったライアン・ガルシア戦は2025年4月か5月に米国マイアミで行われると聞いていると言い、「なんで安保はボクシングばっかりやっていてどうなってんのと思われているかもしれないけれど、俺は俺という競技なので。ガルシアなんか世界的スーパースターじゃないですか。勝つことによって自分でも想像できないような新しいチャンスが開くと思うんですよね。そのチャンスがめぐってきているのが安保瑠輝也なので、誰に何を言われようが勝負しようと思います」と話した。 また、先にインタビューに現れた宇佐美正パトリック(Battle-Box)が、前日に安保に煽られたとの発言をしたことに対し、「最近、安保ドーピング疑惑とかネットで言っていて。俺は足の引っ張り合いとかSNSで言いたくないんですよね。今日ドーピング検査をしてもらってもいいですよ。確証もないことをインスタライブで話をしているのを、俺はいちいちSNSで言わないので、目の前で普通におった時にマジ腹立つなと思ってどういうつもりなん? と話をして。とにかく腹がたったからそういうことを言いました」と、あらぬドーピング疑惑をかけられたことに腹が立って抗議したと説明した。
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