バイエルン新指揮官はバーンリーのコンパニ監督に決定「本当に光栄」「自分らしさを貫く」
バイエルンは29日、バーンリーのビンセント・コンパニ監督(38)が新指揮官に就任することを発表した。クラブ公式サイトによると、2027年までの3年契約となる。 【写真】三笘薫が妻との2ショット披露「可愛い奥様」「めっちゃ素敵」「良い笑顔」「幸せそう~」 コンパニ監督は現役時代にセンターバックを主戦場に、マンチェスター・シティやベルギー代表で活躍。2019年夏に選手兼任監督として、プロキャリアを始めた古巣アンデルレヒトに復帰した。その後、2020年夏に現役を引退して監督業に専念。2022年夏に当時イングランド2部のバーンリーの指揮官に就任すると、1年目で2部優勝と1部復帰を果たしたが、今季はプレミアリーグ19位に終わり、1シーズンで降格となっていた。 今季ブンデスリーガでレバークーゼンに12連覇を阻止されたバイエルンでは、トーマス・トゥヘル監督の退任が決定。コンパニ監督は後任候補として有力視されていた。 イギリス『メトロ』によると、コンパニ監督は「バイエルンでの挑戦を楽しみにしている。このクラブで働けることは本当に光栄なこと。バイエルンは国際サッカー界の名門だからね」と喜びを示し、新天地での意気込みなどを語っている。 「監督として、自分らしさを貫かなければならない。私はボールを持つこと、クリエイティブであることが大好きだ。また、ピッチではアグレッシブに、勇気を持ってプレーしなければならないと考えている」 「私は今、最も基本的なことを楽しみにしている。選手たちと協力し、チームを作り上げることだ。土台が整えば、成功は後からついてくる」 コンパニ監督はバーンリーを率いた今季プレミアリーグで苦戦したものの、伝統的に守備的なスタイルだったチームを魅力的な攻撃サッカーへと転換させ、昨季は圧倒的な強さでチャンピオンシップ(2部)を制した。 バーンリー側は長期政権を希望していたと伝えられているが、「我々は、ビンセント・コンパニがバーンリーを去ることに合意したことを認める」と29日に声明を発表。「我々はバイエルンのようなクラブの魅力と名声を理解しており、新たな機会を求めているビンセントの野心を尊重している。ビンセントの幸運を祈るとともに、彼がこのフットボールクラブの一員であった日々の献身に感謝の意を表したい」と述べた。