「パンダくろしお」8月から運行開始 JR西のラッピング列車
パンダフェイスの列車で和歌山へ──。JR西日本は14日、京都府のJR京都駅から和歌山県の新宮駅まで運行する特急列車「くろしお」に、和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド」とコラボしたラッピング列車を8月5日から運行すると発表した。 【拡大写真と動画】阪和線用新型「225系」公開(2016年6月)
JR西日本によると、この列車の名称は「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」。アドベンチャーワールドはパンダの飼育展示でも知られているが、同列車の前頭部はパンダそのものをイメージ。車内の座席ヘッドカバーもパンダだったり、扉もライオンやレッサーパンダなど、アドベンチャーワールドの人気者たちが描かれるという。
アドベンチャーワールドは1978年4月に開園し、ジャイアントパンダや希少動物の繁殖などでも知られているが、来年開園40周年を迎えること、そしてJR西日本が今年で発足30周年という年であることなどから、くろしおとして運行する287系1編成のラッピングに至ったという。
また、アドベンチャーワールドの最寄り駅となる白浜駅のコンコースでは、ラッピング列車や動物たちが間近にいるように写真が撮れる「トリック写真パネル」も設置するという。 今回のラッピング車両運行に向けJR西日本は「旅にときめきをラッピングコンセプトに同打つたちの様々なシーンをデザインしています。見る人、乗る人すべてが旅することにときめきを感じ、スマイルが広がるラッピング車両を運行します」としている。