ザ・ジェネシス招待を制した松山英樹（写真：Getty Images）

　米男子ツアーのアーノルド・パーマー招待が7日、米フロリダ州のアーノルド・パーマー・ベイ・ヒル・クラブ＆ロッジ（7,466ヤード・パー72）で開幕。今大会は今季8試合が行われるシグネチャーイベント（格上げ大会）の第4戦で、賞金総額2,000万ドル（約30億円）、優勝賞金400万ドル（約6億円）で開催される。 　なんといっても注目は松山英樹だ。アジア勢最多となる米ツアー通算9勝目を挙げたザ・ジェネシス招待以来、3週間ぶりの参戦。同大会では初日から3日間60台を並べて上位につけると、6打差7位タイからスタートした最終日に9バーディ、ノーボギーの「62」と異次元のゴルフを披露し、後続に3打差をつける通算17アンダーで劇的な優勝を飾った。 　アーノルド・パーマー招待は過去9度の出場で4度のトップ25入りを記録しているが、昨年大会は2日目に5ボギー、2ダブルボギー（3バーディ）の「78」を叩いて初の予選落ち。それでも今年は2年ぶりのタイトルを手にし、休養十分でやってくるだけに上位争いに絡むプレーが期待できそうだ。出場2試合連続優勝をかけ、初日と2日目はラッセル・ヘンリー（米）とラウンドする。 　タイトル防衛を目指すカート・キタヤマ（米）、スコッティ・シェフラー（米）、ローリー・マキロイ（北アイルランド）、ジェイソン・デイ（豪）が歴代王者としてエントリー。このほか、ヴィクトル・ホヴランド（ノルウェー）、パトリック・キャントレー（米）、ザンダー・シャウフェレ（米）、コリン・モリカワ（米）、ジョーダン・スピース（米）、ジャスティン・トーマス（米）らビッグネームが今季初優勝を狙う。