小島聡、プロレス時代の曙さん秘話で悼む「ビールのジョッキを3秒くらいで飲み干して…」
プロレスラーの小島聡が11日、自身のブログで心不全のため54歳で死去した大相撲の第64代横綱でプロレスラーの曙太郎さんを追悼した。 【写真】病室で家族に囲まれる曙さん 2005年に曙さんがプロレスに本格参戦し、小島も全日本プロレスでともにバスで巡業も回った。「当時の社長だった武藤さんが『横綱のネームバリューは本当にスゲーからよー!』と常々言っていたのを覚えていて、全国どこへ行っても、曙さんの周りには黒山の人だかりができていました。そりゃそうです。国技・大相撲の横綱(外国人では初)まで張り、身体も大きく、目立ちまくり。逆に、知らない人がいる訳ないというレベルでした」と知名度の高さを実感したそう。 小島は1つ年下の曙さんから「小島さん」と呼ばれていた。さん付けを止めるよう言っても「プロレス界では大先輩ですから」と笑顔で返されたという。1度だけ試合後の打ち上げで一緒になり、お酒の強さが強烈な印象に。「ビールのジョッキを3秒くらいで飲み干して笑ってる姿は、本当にザ・プロレスラーという感じでした」と振り返った。 相撲、総合格闘技を経てプロレスラーになった曙さんはセンスで「本当に頭が良く、自分の身体の見せ方(魅せ方)を熟知していて、どうすればお客さんが喜ぶかを本能的に知ってるような方」。「シングルマッチを一度もした事がなくて、、、ぜひ経験してみたかったです」と悔やんだ。
報知新聞社