おむすびで伝説のギャル役・仲里依紗「自分の機嫌は自分で取る」ギャルのイメージをポジティブに変えたい
放送中のNHK連続テレビ小説「おむすび」(総合・月~土、午前8時~ほか)で、主人公・米田結(橋本環奈)の姉で“伝説のギャル”でもある米田歩を演じている仲里依紗。「エール」(2020)以来の朝ドラ出演となる仲が、「食育としてもいいなと思える作品」という脚本や、自身も三姉妹だからわかる歩と結の姉妹関係のほか、「ギャルのイメージをポジティブに変えたい」という作品に込めた思いを明かした。 【画像】歩(仲里依紗)はなぜギャルになったのか… 朝ドラ・111作目の「おむすび」は、平成時代のギャルが栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識と“コミュ力”で解決しながら、縁や人をむすんでいくオリジナル作品。福岡・神戸・大阪を舞台に、平成から令和の荒波をたくましく突き進むヒロインを、NHKドラマ初出演となる橋本が演じる。脚本を手掛けるのはドラマ「正直不動産」「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」などの根本ノンジ。B'zの主題歌「イルミネーション」がドラマを彩り、語りをリリー・フランキーが担当する。
仲が演じる歩は、結の8歳上の姉で、福岡で“伝説のギャル”として知られる人物。 奔放な振る舞いで米田家に波乱を巻き起こすが、ギャルになった裏にはある秘密が……という謎めいたキャラクターだ。(清水一)
Q:脚本を読んだ感想は?
最初にお話をいただいたときは、“伝説のギャル”役だと、ざっくりしたことしか聞いていなかったので、どういうことなんだろうって(笑)「本当に、朝ドラなのかな?」と、謎は深まる一方だったんですけれど、台本を読んでいくと、今この時代だから皆さんに届けられるメッセージが込められている朝ドラだなと思いました。朝ドラは、時代ものが多いイメージだったんですけど、今回は幅広い世代にとって記憶に新しい平成が舞台というチャレンジングなものなので、より若い世代にどんどん広がればいいなと思っています。「おむすび」のタイトルどおり、早くお家に帰ってごはんを食べようという気になるというか、家族と食卓を囲むことの大切さを思い出せて、食育としてもいいなと思える作品です。